山田悠介作「スイッチを押すとき」を読んだ(ネタバレなし)

こんばんは、ゴス山です。


昨日はすいませんでした...(2度目)


先日、山田悠介さんが書いた「スイッチを押すとき」を読みました。実は初めて読んだわけではなく2度目だったのですが、改めて面白かったので書きたいと思います。

細かいことはネタバレになるので言えないのですが、まず

設定がありえない

っていうのが最初に面白いと思った理由です。自殺抑制のために少年少女らが集められ、孤独な環境に置き、死ぬのを待つ実験なんてありえるわけがない。けれども、


身近に感じてしまう


っていうのが怖いところなんです。山田悠介さんはそのときの社会問題などをテーマに小説を書いていることが多く、かつ、設定が緻密なため現実に起きてしまうことのように感じてしまうのです。


初めて読んだ山田悠介さんの代表作「リアル鬼ごっこ」も同じような感じですよね。圧倒されました。


次に言いたい魅力は


設定が緻密かつドラマチック


これはネタバレになるのであまり言えませんが、最後の伏線回収がすごかったです...。2重にも3重にもいろんな出来事が絡み合っていて、なおかつドラマチックで感動してしまいました。


最後に言いたいことは


主人公


これもネタバレになるのであまり言えませんが、主人公にひとつ言いたいことは


本当によく頑張ったな...


ですね。


いやー、名作。山田悠介さんの作品、ほとんどが素晴らしいものだと思うのですが、これは名作オブ名作でした。是非、読んでみてください!

ちなみに、同じく最近読んだ「DUST」もおすすめですので。


最後までありがとうございました。

0コメント

  • 1000 / 1000

寝る前に書くブログ

ゴス山という者が運営しております。寝る前に書いてます。